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TRIGGER スタッフコラム Vol.4

  • 執筆者の写真: TRIGGER FES
    TRIGGER FES
  • 2019年8月24日
  • 読了時間: 2分

  8月も終わりに近づいた今日。私は東京を離れ実家に帰省しゆっくりとした毎日を過ごしている。多くの来客や親戚たちがいなくなってしまった盆明け、なんにもすることがない。毎日寝巻きのまま冷房の効いた部屋で録りためたバラエティ番組を見ている。

怠惰だけど幸せである。


そんな私はやっと夕方、日が沈むころにむくむくと起き上がり外にでる。

そして散歩がてら愛するあの子に会いに行く。 それは近所のおばさんが飼っているねこ、しろくろちゃんである。

小学3年生の妹が紹介してくれた彼は夕方ごろになると空き地付近に現れる。家でご飯を食べた後に近所にある保育園の園長先生のおうちでもう一食もらいに行っているからである。その時間をねらって会いに行くのだ。



その名前の通りしろくろの彼はぽっちゃりボディの持ち主である。


「またきたの〜も〜」と呆れた口ぶりを見せながら玄関でニャアニャア鳴く彼にエサをあげる園長先生の顔を見て15年前にひまわり組にいた頃を思い出す。

しろくろちゃんはご飯を食べ終えると園長先生手作りのキャリーカーに乗せられ、飼い主のおばさんの家に送迎してもらうというVIP待遇を受けている。そのため自慢のむちむちボディを保ち続けているというわけだ。 毎日現れるわけではないが今日も運良くしろくろちゃんに出会えて思う存分撫でまわすことができた。



人懐っこい彼だがそろそろ私がエサをもってこないことにしびれを切らしているようだ。

次はちゅーるを持って行こうかな。

また冬にも撫でさせてね、しろくろちゃん。

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